本日は、何かの承認をお願いしに来たのではありません。「任期後も別海町に定住したい」という気持ちが固まりつつあるなかで、その可能性を任期中にどう見極めていけばよいか、進め方のご相談に伺いました。
これまで、構想が先行して相談の順序が後になってしまった反省があります。今回はまず考えをすべて開示し、「どの形なら問題がないか」をご一緒に確認するところから始めさせてください。
私は大阪府枚方市の出身です。別海町と枚方市は1987年に友好都市を締結しており、私自身がその縁の上に立つ一人だと感じています。
弟は枚方市穂谷で放置竹林の整備に取り組み、切り出した竹をメンマに加工して販売しています。私が別海に定住する最大の動機は、この「枚方との仕事」——友好都市の縁を、人の往来と小さな経済の循環につなげていく仕事を、別海を拠点に続けたいからです。
いますぐ店を開きたい、という相談ではありません。任期の3年間を「定住して食べていけるかを、小さく・透明に確かめる期間」と位置づけ、段階的に試したいと考えています。
| 時期 | やること | 規模感 |
|---|---|---|
| 1年目 (現在) |
イベントの機会をお借りした試行。産業祭・物産展・マルシェ等での出店、枚方メンマの試食会など、単発・小規模で反応を確かめる。 | 常設なし。 年数回の出店。 |
| 2年目 | 手応えがあれば、既存店舗の間借りや月1回程度の定期開催で「続けられる形」を検証。枚方側との往来(試食会・生産者めぐり)も試す。 | 間借り・定期イベント。 常設は持たない。 |
| 3年目 | 試行の結果をもとに、任期後の進路を判断。起業する場合は、町の起業家支援制度や商工会への相談など正規のルートで、任期満了後に準備を進める。 | 判断と準備の年。 |
※ 各段階とも、実施の前に必ず課へご相談・ご報告のうえで進めます。手応えがなければ畳む判断も含めての「試行」です。
協力隊の任期後の定住やセカンドキャリアは、町にとっても大きなテーマだと理解しています。私は、友好都市40年の縁を土台に定住する一つのモデルケースになれたらと願っています。枚方から人と商品が来て、別海から食材と人が枚方へ向かう——その小さな循環を、町のルールの中で、時間をかけて育てさせてください。